「広告を運用・集客しているのに、予約が入らない」といったお悩みをよく伺います。
その原因は、「基本的なポイントを押さえていないから」かもしれません。
本コラムでは、Web広告の基礎知識を解説します。
ジムの安定的な集客のために、ぜひ参考にしてください!
運用型広告とは?
運用型広告は、広告配信後も入札額・ターゲティング・クリエイティブを継続的に調整し、成果最大化を目指す広告のことです。
これに対して一定期間・一定枠を固定で買い付けるスタイルの純広告と呼ばれる広告もあります。
ジムのように商圏・季節性・競合動向で需要が大きく変わる商材では、柔軟に最適化できる運用型広告の相性が良いと言えます。
運用型広告の役割分担を決める——検索×ディスプレイ/SNSの基本設計
運用型広告の中には様々な種類の広告があります。
中でもフィットネス業界向けには「検索広告」「ディスプレイ/SNS広告」がマッチするでしょう。
検索広告
検索広告は、ユーザーが検索したキーワードに応じて表示されるテキスト中心の広告です。
料金は多くの場合クリック課金(CPC)。表示されるだけでは費用が発生せず、興味を持ってクリックしたときにだけ課金されます。
例:「パーソナルジム 体験」「産後 ダイエット」など“今すぐ予約したい”意図の強い検索にリーチ。マッチタイプ(完全一致/フレーズ一致/インテント=広い一致)を使い分け、獲りたいクエリに集中します。
検索広告のメリットとして以下が挙げられます。
- 意図が明確:たとえば「パーソナルジム 体験」「産後 ダイエット」で検索している人は、すでに課題とニーズがはっきりしています。
- エリア・ニーズの細分化が容易:駅名・市区名・悩み(産後・姿勢・短期集中など)で切り分け、店舗の強みと商圏に合わせやすい。
- 成果(予約など)までの導線が短い:検索→広告→LP(体験予約フォーム/電話)と、数クリックで予約まで到達します。
ディスプレイ/SNS(GDN・Meta・LINE ほか)
ディスプレイ広告は、ニュースサイトやアプリ、SNSフィードなどに画像/動画/カルーセル形式で表示される広告の総称です。多くは表示課金(CPM)または配信最適化型で、広く接触して想起をつくることに長けています。
ディスプレイ広告のメリットとして以下が挙げられます。
- 潜在層へのリーチ:まだ「パーソナルジム」と検索していない人に“気づき”を与えられます。
- 比較検討を後押し:体験者の声・ビフォーアフター・動画などで“行きたくなる理由”を可視化できます。
- 再想起(リマーケティング):サイト訪問者や動画視聴者を追いかけ、指名検索や再訪を増やすことができます。
フィットネス業界における広告運用の考え方
重要なことは、予算とKPIは「逆算」することです。
例えば、費用30万円で体験申し込み10件=CPA3万円と考えたときに、まずは「今月の体験目標→必要CV→必要クリック→必要表示」を逆算します。
検索広告への予算投下を増やし即効性のある施策を進めつつ、ディスプレイ/SNSで顕在顧客を育てる…といったように、予算配分を週次でPDCAサイクルを回ることで、良い広告面を増やし、悪い広告面を止めるだけで数字は安定します。
ここまで読んで「自店は検索広告での刈り取りとディスプレイ広告の耕し、どちらを厚くすべき?」と迷った方へ。
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