【2022年】TIKTOK広告で反応の取れる動画クリエイティブのポイントを解説

国内月間アクティブユーザー数950万人と猛烈な勢いで拡大しているSNS。
かつては我々一般男性が見るのは罪悪感を感じてしまうくらい10代女子達が踊っている様子が映し出されるアプリというイメージだったが、いまやそのコンテンツのジャンルは旅行、グルメ、お笑いなど多岐にわたり、ユーザー層は中高年にまで広がっている。

そんなTIKTOKですがユーザー数の拡大に伴いTIKTOK広告がアツいという話題も良く見かけるようになりました。実際に「TIKTOK広告ってどうなの?」という弊社への軽い問い合わせも増えてきてます。

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高須賀

私が見る限り商材にもよりますが、現状はチャレンジャーな先駆者が先行者利益を得ている状態とも見えます。弊社の運用事例でもYouTube広告で出稿していたリード獲得を目的とした広告をTIKTOKで展開したところCPAがYouTube広告の10分の1で獲得出来た事例などもあります。管理画面を見たときに嬉しさのあまり声が出ました。

TIKTOK広告で反応を取るには

今アツいといわれているTIKTOK広告を成功させる上で最も重要な要素は、ズバリ動画クリエイティブです。ターゲティングや運用上のノウハウなども確かに関係してきますが最も成果に影響するものはクリエイティブである事は間違いありません。

では、どのようなポイントを考慮して作成すれば反応が取れるクリエイティブになるのか。そこを中心に今回は解説していきたいと思います。

反応を取るためにはTIKTOKだけに限らず、どんな媒体でもまずは出稿先媒体の特徴を理解する必要があります。(どのようなユーザーが多く、どんな感じで広告が表示されるのか、出稿メニューなどなど。)

1日あたりのTikTok平均視聴時間が驚異的

ユーザーは1日に一体どのくらいTIKTOKを眺めているのか。最新のデータによると、なんと62分という驚異的な数字を叩き出しています。(40代の専男性ユーザーが最も多いという情報も。一体何を見ているのだろうか。。)

あのYouTubeでさえ平均試聴時は30分程度にもかかわらず、それを凌駕するTIKTOK。恐るべし。

出典:株式会社プランニングA:【今さら聞けない】TikTok急成長の理由と知っておきたい3つの特徴

なぜそこまでユーザーがTIKTOKに時間を割いてしまうのか

その理由の一つにユーザーの趣味趣向に合わせた動画をレコメンドする機能が優れているという事があげられます。
面白いなーと思う動画が次々と表示されて、ついつい見続けてしまい気付いたら60分経ってるという感じでしょうか。

もし興味の無い動画が次々と表示されてしまったらアプリを閉じて離脱すると思うのですが、そうはさせないレコメンド機能の優秀さを平均視聴時間62分という数字が物語っています。
TIKTOK漬けにされちゃいますね。

TIKTOKクリエイターのモチベーションが高い

TIKTOKと他の媒体(SNS)との違いに投稿するユーザー、クリエイターのモチベーションの高さがある事が伺えます。作ったからにはバズらせたいというような意識が高いように感じます。それが視聴者を惹きつける動画が数多くアップされている理由の一つでしょう。

<Twitter、インスタなど>
誰でも気軽に近況や趣味などを文字や写真、動画で投稿できる

<TIKTOK>
・動画主体の為投稿に対するハードルが高い
・面白さや、見応えがあるようなバズる動画を投稿しないといけないという雰囲気がある

その分TIKTOKはROM専と呼ばれる見るだけ専門のユーザーの割合が非常に高いと言われています。熱量高いクリエイターが投稿するコンテンツ、それを興味がありそうなユーザーに届ける優れたレコメンド機能が滞在率の高さや、ROM専ユーザーの割合が多い要因になっているわけですね。

出典:【10代女子のTikTok利用実態を調査】普及率や利用目的・方法を解説!

高いパフォーマンスが狙えるクリエイティブの特徴

①媒体に馴染ませる

TIKTOKでレコメンドに上がりやすい動画や、反響の多い動画には下記のような共通項があります。

・出だしのインパクトが強い
・テンポがいい
・30秒程度で消化できる短い動画
・シェアなど反響が大きい

そういった動画が溢れており、ユーザーもそういった動画を見慣れているという状態です。そこにTHE広告というようなクリエイティブが流れてくるとどうでしょう?

ウザっ!と思われてしまい、まともに広告告を見てもらえないでしょう。
広告は見てもらわない事には始まりませんからね。

媒体の世界観から外れてしまうとユーザーは途端に冷めてしまいます。

テレビCMをイメージしてもらえると分かりやすいかもしれません。例えば、感動のドキュメンタリーを見て感極まっている時に、ハイテンションなCMが流れると冷めますよね?(笑)
という具合で不快感を与えかねません。ユーザーに不快感を与えてコンバージョン(CV)させるのは効果的ではない為避けるべきでしょう。

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高須賀

コンテンツを視聴している時と同じ温度感のままユーザーを広告に誘導する。そうすることでスムーズに広告を視聴してもらえる可能性が高まるという事です。もっというと、広告もTIKTOKにレコメンドされたコンテンツの一部だと思わせるくらいがベストです。

②UGCライクなクリエイティブ

媒体に馴染ませるためにはUGCライクなクリエイティブにするのが一般的です。

UGC(User Generated Contents)とは一般ユーザーによって生成されたコンテンツという意味です。TIKTOKのレコメンドで普通に流れてくるようなユーザーが投稿したコンテンツの事を指します。

つまりこのユーザーが投稿したコンテンツっぽい広告クリエイティブを使用する事によって、媒体に馴染ませる事が出来、離脱を防ぐ事ができるという考え方になります。

一般ユーザーがスマホで撮影して、文字を載せただけという素人っぽさ、何気ない日常の一コマを敢えて利用しているクリエイティブがまさにUGCクリエイティブです。


出典:TIKTOKクリエイティブセンター

こちらTIKTOKの公式データからの引用ですが、TIKTOKクリエイター(人物)を登場させて、カメラに向かって語りかける形のクリエイティブは特に反応が取れる傾向にあります。

クリエイターを起用においては、起用しなかった場合と比べるとコンバージョン率(CVR)に140%の差が出ているという事が伺えます。


出典:クリエイター活用 IDEA BOOK

また、その中でも動画の冒頭でカメラに向かって「ちょっと聞いて」などのセリフを入れるなど、デバイスの向こうのユーザーに語りかけるイメージのクリエイティブは、語りかけをしなかった場合と比べてコンバージョン率(CVR)に157%も差が出ている事が分かります。人物を登場させて、語りかけない手はないです。(笑)


出典:クリエイター活用 IDEA BOOK

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高須賀

TIKTOKの効果のある配信の仕方に関しては、Tiktok広告は今がチャンス!効果的な配信方法とは?にて解説しています。

最後に弊社のTIKTOK広告実績の一部をご紹介

金融カテゴリーでのリード獲得案件をTIKTOK広告にて運用したところ…

実際に出稿したTIKTOK広告

1リード160円で獲得
CVRは脅威の20%超え

こちらの広告は元々YouTube広告を中心に運用していたのですが、その際の平均1リード獲得単価が1,500円程度でした。そこから見ると約10分の1程度のCPAにまで抑える事が出来ています。

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弊社では、広告のプランニングから動画クリエイティブの制作、運用、改善まで全て弊社でワンストップで対応させていただきます。

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田上舞子

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代表取締役/髙須賀 宏

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